ロン・ミュエク展

2026.07.05

先月末、六本木・森美術館「ロン・ミュエク展」を観てきました。
巨大な作品が取り上げられがちですが……

私は作品の持つ物憂げな(だけど生々しく迫って来る)雰囲気が好きです。人物の表情などはアンドリュー・ワイエスが描いた人物にも通じるものがあるように思います。

 

ここでも制作風景を撮影した映像が公開されていて(長かった)、巨大な作品をパーツ別に型取りする大掛かりな作業から、眼球を一つ一つ作っては直し、体毛を一本一本手で植えていく細かい作業まで映し出されていました。才能はもちろん並外れた気力と体力が無ければ、こういう作品は作れないでしょう。もちろんアシスタントはいますが。

会場を何度も行ったり来たりしながら眺めていたら少し疲れたし、小腹も空いたので、どこかで軽食でも食べようと美術館を出ました。……が、ここでいつものトラブルに見舞われました。六本木ヒルズは過去に何度か来ていますが、来るたびに迷子になります。目的の店になかなかたどり着けないのです。ここには直角というものがない(いや、あるのかもしれないけど私のイメージ的には無い)。くねくね曲がって通路が斜めに交差しているから、適当に歩いていると絶対迷う。もともと私はかなりの方向音痴だけれど、その分差し引いてもここはわかりにくい!……と思う。